今週の天気は不安定で、雨や風が強く、外出が殆どできない状況でした。
昨日は、雨が一時やんだので、登山に行こうと奈良県に出かけましたが、出かけるときは曇り、その後、一時晴れ間が出て喜びましたが、奈良県川上村を通過する頃は雨で風が強く、登山には不向きな天気でした。
そこで、短時間歩いて、紅葉も見ようと大台ケ原に出向いたところ、山一つ離れると、晴れ間が広がっていました。
大台ヶ原は、いつもは大台ケ原から大杉谷に降りるコースを歩く(桃の木小屋で宿泊)ため、周遊するコースを歩いたことはありませんでした。コースは、ビジターセンター→日出ケ岳→正木ケ原→牛石ケ原→大蛇嵓→シオカラ谷→ビジターセンター。
日出ケ岳(1695m、百名山)山頂付近は倒木が多く、神秘的な風景が広がっています。元々は苔むす森だったらしいですが、伊勢湾台風の時に木が倒れ、それを取り除いたため乾燥し、苔類が消失した後に笹などが生えたため、樹林帯が再生しなかったらしい。しかし、ここだけに見ることができる風景はとてもすばらしいと思う。
大蛇嵓は、高所恐怖症の私には大変怖い場所であるが、ここから見える紅葉はとてもすばらしい。しかし、今年はもう紅葉が終了しつつあるのか、あるいは紅葉しきれなかったのか、赤や黄色の色が薄かった。
出発します。この風景がすばらしいと思います。
山頂まで40分程度です。
山頂からの景色です。山も見えるし、志摩半島や伊勢湾も見えます。
正木ケ原、牛石ケ原に向かう途中の木道と倒木や景色などが美しく、ゆったりした気持ちになります。
牛石ケ原に着きました。
大蛇嵓に着きました。絶壁の上の岩場です。いつもはここが真っ赤や鮮やかな黄色になります。
シオカラ谷へは下りていき、そこからの登りは急坂です(登山道らしい道です)。
帰りの車道からの紅葉が綺麗でした。